命は時にフランクフルトより軽い
僕、人間って割とテキトーに生きているなぁと思うんですよね。
というのもそう思ったきっかけがありまして、
ついこの前の話なんですけど、
僕は駅に向かって自転車をこいでいました。
そして大きい交差点を、信号が青になっているのを確認してわたり始めたわけなんですが、僕がちょうど横断歩道に差し掛かった時に事件は起こりました。
僕が通過している横断歩道ではない方の横断歩道、つまりはまだ赤信号真っ只中の横断歩道の手前で信号待ちをしていた歩行者(Aさんとする)が急に横断歩道を横断しはじめたんです(死ぬほど読みにくい文章)
(馬鹿みたいにわかりづらい図)
僕はとっさに「死ぬ気か!?」と思いましたよ
言ってはないです。思っただけです。
(人生で初めて漫画のセリフみたいなこと思っちゃったんでちょっと興奮しました)
だってどう見ても車が普通に走ってきている目の前にAさんは何食わぬ顔して出ていったんですから。
なんか急いでて「信号待ちしている時間も惜しい!」って感じの顔なら百歩譲ってまだわかるんですよ。
いや、だめなんだけど、なんか人生かかった事情があるみたいな顔ならその状況をなんとか納得させることができるのに、
その人は、「青信号になったから進んでますよ」みたいな顔しているんですよ。
「青信号になったから進んでますよ」みたいな顔しながら車の前に出て行ったんですよ。そしてすぐに来ている車に気づいて慌てて引き返したんですよ。
その時ふと思ったんです「あ、あれ俺も経験あるな、、、」と。
1年くらい前のことなんですが、その日はすごく疲れていて頭もボーっとしていたので早く帰ろうと自転車を飛ばしていました。
そして交差点の信号が赤だったのでそこは何の問題もなく止まったわけです。
それでなんとなーく自分の進行方向じゃない方の信号を見てみたら赤信号になってるんですよ。
つまり、ちょうど信号が変わるタイミングだったんですけど、
僕の頭はボーっとしてるしなんか考え事してるしで、信号について割り振られた脳のタスクは「赤信号が青になったら進め」という至極単純な命令のみになっていたんです。
そして次の瞬間、僕がボーっと何気なく眺めていた信号が青になったので僕の脳みそは「赤信号が青になったら進め」という命令を遂行するべく「自転車のペダルをこぎだせ!」という伝令を脚の神経に伝えていきます。
僕は横断歩道の4分の1あたりまで進んだときやっとその違和感に気づきました。
「あれ?信号赤じゃね?」
気付いた時にはもう遅く僕はもう横断歩道中盤まで差し掛かっていて、このまま突っ切ろうかそれとも引き返そうか一瞬迷った挙句引き返すことにしました。
おそらく近くにいた人は車の前に飛び出す僕を見て「死ぬ気か!?」と思ったことでしょう。
なんせその時の僕の顔はまさに「青信号になったから進んでますよ」みたいな顔をしているわけですからね。滑稽ですね。
皆さんが考え事をしていて間違えちゃったエピソードがあればぜひ教えてください。僕よりも「考え事してて死にかけた人」には「考え事をするときは命の危険がないことを確認してからにしましょう」という言葉を送っておきます。
ちなみにこの話はタイトルとはなんの関係もありません。アイキャッチ画像はホットドッグだしね。
テキトーですよね